ChatGPTイタリアで規制

 こんにちは、皆さん。今日はイタリアで話題になっているチャットボット「ChatGPT」について書いてみたいと思います。ChatGPTとは、人工知能(AI)の技術を使って、人間と自然な会話ができるという画期的なサービスです。しかし、このサービスには大きな問題があります。それは、個人情報の保護に関する法律に違反している可能性があるということです。


イタリアのデータ保護当局は、ChatGPTが利用者の会話内容や決済情報などの個人データを大量に収集し、その目的や方法を明らかにしていないとして、一時的に使用を禁止しました。また、利用者の年齢確認も行っておらず、未成年者に不適切な回答をする恐れがあると指摘しました。オープンAIという米国の企業が開発したChatGPTは、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に従っていないというのです。


これは非常に深刻な問題です。私たちはインターネット上で自由に会話を楽しみたいと思う一方で、自分の個人情報がどこにどうやって流れているのか、誰がどう使っているのか、知る権利もあります。私たちは自分のプライバシーを守るために、どんなサービスを利用するか、どんな情報を共有するか、慎重に選択しなければなりません。


しかし、私たちが慎重に選択するだけでは不十分です。サービス提供者も責任を持って、利用者の個人情報を適切に管理し、透明性を確保しなければなりません。特にAIのような先進的な技術を使う場合は、その仕組みや影響を利用者に分かりやすく説明し、信頼関係を築く必要があります。


そこで私は思うのです。ChatGPTは本当に必要なサービスなのでしょうか?私たちはAIと会話することで何を得られるのでしょうか?私たちはAIに何を期待しているのでしょうか?私たちはAIとどう付き合っていくべきなのでしょうか?


私はChatGPTを試してみました。日本語版もありますが、イタリア語版も使えます。イタリア語は勉強中なので、簡単な挨拶から始めてみました。


私:Ciao, come stai?(こんにちは、元気?)

ChatGPT:Ciao, sto bene, grazie. E tu?(こんにちは、元気だよ、ありがとう。あなたは?)

私:Sto bene anch'io, grazie. Mi chiamo Hiroshi.(私も元気だよ、ありがとう。私の名前はヒロシだよ。)

ChatGPT:Piacere di conoscerti, Hiroshi. Io mi chiamo ChatGPT.(ヒロシさんと知り合えて嬉しいよ。私の名前はチャットGPTだよ。)



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