ヘルメット着用 努力義務化 自転車
こんにちは。今日は、2023年4月1日から始まった自転車のヘルメット着用義務化について、ヘルメット着用義務化は、私たち自転車乗りにとって重要な話題なんですから。ヘルメットの重要性がよく分かると思います。では、早速始めましょう。
まず、自転車のヘルメット着用義務化とは何なのか、簡単に説明します。これは、改正道路交通法によって定められたもので、自転車に乗る際にはヘルメットを着用することが努力義務となりました。努力義務とは、法律で強制されるわけではなく、自分の判断で行うべきことという意味です。つまり、ヘルメットを着用しなくても罰金や刑罰が科せられるわけではありませんが、事故に遭った場合には過失割合や賠償額に影響する可能性があります。また、ヘルメットを着用することで自分や他人の命を守ることができるというメリットもあります。
では、なぜ自転車のヘルメット着用義務化が必要だったのでしょうか。それは、自転車事故の多発と重大化によるものです。警察庁の統計によると、2021年に発生した自転車事故は約7万件で、そのうち死亡者は約400人、重傷者は約1万5000人に上りました。また、死亡者の約6割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していなかった場合の死亡率は着用していた場合の2.2倍も高かったということです。これらの事実から、ヘルメットを着用することで事故による被害を最小限に抑えることができると考えられます。
しかし、実際にヘルメットを着用している人はどれくらいいるのでしょうか。シナネンモビリティPLUSが行ったアンケート調査では、毎回着用している人は21.2%、たまに着用している人は30.8%、着用していない人は48%という結果でした。つまり、半数以上の人がヘルメットを着用していないということです。では、なぜヘルメットを着用しない人が多いのでしょうか。
アンケート結果には、邪魔や暑苦しいなどがあるそうです。
罰則はないとは言え、できる限りヘルメットを着用して自転車にのりたいですね。